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耳鳴りの症状は様々で、治療は原因に沿って行われます。
●自覚的耳鳴り
自分にしか聞こえない耳鳴りです。
●他覚的耳鳴り
"どくどく""ざーざー"といった音が聞こえる耳鳴りで、聴診器などを使うと第三者(医師)も同じ音を聞くことができる耳鳴りです。
血管性の病気が原因であるケースがあります。治療として、その原疾患に対して手術を行うこともあります。
●難聴性耳鳴
難聴を伴う耳鳴りです。
ある日突然起こる「突発性難聴」も含まれます。
●無難聴性耳鳴
難聴の症状が認められないにも関わらず、耳鳴りが聞こえる症状です。
●急性耳鳴り
明確な期間は言及されていませんが、比較的最近に起きた耳鳴りを指します。
●慢性耳鳴り
耳鳴りが慢性化すると改善が難しく、耳鳴りと共存する(耳鳴りを受け入れる、または意識をそらす)治療を行います。 |
耳鳴りを大まかに分けると上記のように分類されます。
耳鳴りは多くの人が経験するものですが、自分に起きている耳鳴りの原因が何なのか、一次的なのかそうでないのか、病気が原因であるのかどうなのか?・・・。
「分からない」ですよね?
耳鳴りの中には脳腫瘍が引き起こしている耳鳴りや、発症後1週間以内に治療を始めなければ聴力を失ってしまう突発性難聴、老化が原因で始まった誰にでも起こる耳鳴りまで色々です。
病院で検査をしなければ原因はわかりませんし、放置していれば取り返しのつかないことになることもあります。
ですから、耳鳴りが続いているようであれば病院に行くべきです。 |

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