耳鳴り

耳鳴りは病院に行くべき?


耳鳴りは多くの人が体験する症状でかなり一般的なもののため、耳鳴りがしたからといってすぐ病院に行かなくてはいけないという認識を持っている人はほとんどいないと思います。

そして、確かに病院を受診するほどではないケースも少なくないのですが、場合によっては早めの受診が非常に有効であることも実際にはよくあるのです。




耳鳴り2

耳鳴りの症状と分類

耳鳴りの症状は様々で、治療は原因に沿って行われます。

●自覚的耳鳴り

自分にしか聞こえない耳鳴りです。

●他覚的耳鳴り

"どくどく""ざーざー"といった音が聞こえる耳鳴りで、聴診器などを使うと第三者(医師)も同じ音を聞くことができる耳鳴りです。

血管性の病気が原因であるケースがあります。治療として、その原疾患に対して手術を行うこともあります。

●難聴性耳鳴

難聴を伴う耳鳴りです。
ある日突然起こる「突発性難聴」も含まれます。

●無難聴性耳鳴

難聴の症状が認められないにも関わらず、耳鳴りが聞こえる症状です。

●急性耳鳴り

明確な期間は言及されていませんが、比較的最近に起きた耳鳴りを指します。

●慢性耳鳴り

耳鳴りが慢性化すると改善が難しく、耳鳴りと共存する(耳鳴りを受け入れる、または意識をそらす)治療を行います。

耳鳴りは病院に行くべきか?

耳鳴りを大まかに分けると上記のように分類されます。

耳鳴りは多くの人が経験するものですが、自分に起きている耳鳴りの原因が何なのか、一次的なのかそうでないのか、病気が原因であるのかどうなのか?・・・。

「分からない」ですよね?

耳鳴りの中には脳腫瘍が引き起こしている耳鳴りや、発症後1週間以内に治療を始めなければ聴力を失ってしまう突発性難聴、老化が原因で始まった誰にでも起こる耳鳴りまで色々です。

病院で検査をしなければ原因はわかりませんし、放置していれば取り返しのつかないことになることもあります。

ですから、耳鳴りが続いているようであれば病院に行くべきです。



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