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◆薬物療法 (精神安定剤・代謝改善剤・ビタミン剤・循環改善剤など)
・内服薬、鼓室内注入、注射
◆音響治療
・補聴器、TRT療法、マスカー療法
※補聴器は、難聴が中等度以上の方に用いられます。
◆心理療法
・心理カウンセリング、バイオフィードバック法
※心理カウンセリングを行ったり検査を行った結果、鬱または神経症的な症状がある場合には、自立訓練法などを行って治療します。
◆理学療法
通気療法、低周波、電磁波、レーザー、マッサージ、灸、鍼
◆電気刺激法
◆人工内耳
◆民間療法
・催眠療法など |
上記の治療法は、耳鳴りの原因によって使い分けられます。
原疾患がある場合は、その病気に対する治療を行うことから始められますが、原疾患が認められない慢性的な難治性の耳鳴りには、症状によっては経過観察を行うこともあります。
難治性の耳鳴りを完全に消失させることは難しく、治療も耳鳴りが起きていても気にならなくなるように、耳鳴りとの共存を目指すことが多いようです。
原因がはっきりしない症状がまだまだ多く、治療法についてもTRT療法という有効性の高いものが出てきてはいますが、まだまだこれから、というのが現状のようです。 |

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